高齢者水晶体擬似メガネ
ナモト貿易株式会社 |
ユニバーサルデザインの開発・評価 |
近年、高齢者視覚シミュレーション用器具と称した「黄色メガネ」が研究分野でも使用されていますが、実際の水晶体分光透過率特性とは程遠い、ただ黄色いだけのフィルタを使った研究やシミュレーションも多く見受けられます。
このような不適切な「黄色メガネ」を使って導かれた誤った評価結果や結論が独り歩きすると、高齢者を対象とした色やデザインを扱う現場では混乱が生じます。
このような事態を鑑み、理論的に根拠のある高齢者視覚シミュレーション用レンズを作成し、高齢者視覚シミュレーション用メガネを開発しました。 |
| フレームは以下の3種類があります。 |
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当レンズは、現在最も信頼性が高いと考えられている水晶体加齢モデル(Two-factorモデル)に基づき、眼に疾患のない75歳の平均的な水晶体分光透過率を、同じく眼に疾患のない
32歳の平均的な水晶体分光透過率で割ったものに近い分光透過率(実際は透過率0.95の中性濃度フィルタNDを入れた状態と一致)を有しています。
したがって、32歳前後の若年者が当メガネを装着することにより、疑似的に75歳の水晶体とほぼ同じ分光透過率を有する状態(これを“
Y / X = 75 / 32 ”のように表示することとします)で観察できます。
32歳以外の年齢の観察者に対しても、下記の表のような対応関係のメガネとして使用できます。なお、XとYの関係は、式 Y =
Int ( 0.3 X + 66 ) のように示すこともできます(ただし、20 ≦ X ≦ 48, 72 ≦ Y ≦ 80
の範囲内のみ適用可)。 |
当メガネのシミュレーション年齢対応表
| 若年者年齢 X |
20 |
24 |
28 |
32 |
34 |
38 |
41 |
44 |
48 |
| 高齢者年齢 Y |
72 |
73 |
74 |
75 |
76 |
77 |
78 |
79 |
80 |
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監 修: 岡嶋克典(横浜国立大学大学院環境情報研究院)
開発製造元: ジオマテック株式会社
販 売 元: ナモト貿易株式会社 |
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